the plucky squire ジョットと不思議なカラクリ絵本とは?基本ストーリー解説と基本情報
ストーリー紹介
むかし、むかしジョットという勇敢な見習い騎士がいました。
ジョットはモージョーと呼ばれる世界に住んでいます。モージョーはクローマ女王によって治められていましたが、
ハムグランプと呼ばれる非道な魔術師から日々危険にさらされていました。
ジョットは毎回ハムグランプを倒しモージョーの平和を保っていました。ジョットはそんな自身の冒険譚を絵本にまとめました。
それでできた物語が the plucky squire ジョットと不思議なカラクリ絵本
ハムグランプは常に自身が悪役でジョットに倒される運命を嘆いていました。そこで彼はジョットを絵本の外の世界へ追放します。
ジョットは絵本の世界に戻れるのか、ハムグランプを倒すための絵本(2d)と外の世界(3d)の冒険が今始まります。
ゲーム紹介
本作は2dの世界と3dの世界を行き来することから始まりまる、アクションアドベンチャーゲームです。
ゲーム性はペーパーマリオを彷彿とさせるもので二つの世界を行き来しながら謎解きをし物語を進めていきます。
時には絵本の文字を書き換えて絵本の内容を改変することで進める道むことが出来たり、3dの世界で持ってきたものを2dの絵本の世界へもって来ることもできます。二つの世界を別々で冒険するというより両方融合させた形で冒険できるのが本作の魅力といえるでしょう。
難易度としてはそこまで高くなく「アドベンチャーモード」「ストーリーモード」が用意されています。アドベンチャーモードは他のゲームで言うノーマル、ストーリーモードはイージーと言える難易度になります。
本作は圧倒的なグラフィックと絵本の世界と外の世界へ広がっていく感じがとても楽しく感じました。プレイヤーは文字通り絵本の世界に入りこむことができるので没入感を感じながらプレイできます。
Steamでの配信情報と価格帯
リリース日 | 2024年9月18日 |
対応ハード | PC(Steam),Switch,PlayStation,Xbox |
ジャンル | アドベンチャーゲーム |
Steamでの評価 | 非常に好評(83.8%が好評) |
プレイ人数 | 1人 |
価格 | 3400円(税込) |
日本語対応 | 〇 |
推定売上本数(steam spy)*1 | 50,000~100,000(2024年12月15日現在) |
*1 Altshift Steam Market Studyを利用
the plucky squire ジョットと不思議なカラクリ絵本の魅力3選
2Dと3Dの融合が新鮮で楽しい
本作の最大の魅力といってもいい2Dと3Dの融合は視覚的にもゲームプレイ的にも新鮮に感じます。2Dでは絵本の世界を冒険する楽しさ、3Dでは絵本を持っている少年の机を舞台に時には物陰に隠れたりする緊張感を楽しめます。
- 2つの世界の切り替えで変わるゲーム性
2Dの世界はクラシックゲームのような懐かしさや安心感を感じさせます。一方で3Dに切り替わった瞬間解放感や新たな発見の期待感が生まれ、ゲーム性を切り替えるため毎回新鮮な気持ちでプレイできます。 - 2つの世界を利用したパズル
時には2Dの世界に入り壁を上り、行くことができなかった3Dの場所へ移動することもできるようになります。2D特有の横スクロールのアクションと3D特有の立体を利用したアクションで数々のパズルを解けるようになります。 - 絵本の世界という特性を生かしたゲームプレイ
3Dの世界では絵本をめくって別のページ(前のマップ)に戻りアイテムを持ってくることができます。2Dで前冒険した部分に戻るのとは違う絵本ならではの表現が広がっています。
ビジュアルの美しさと世界観
本作の独特なゲーム性をより引き立てているのはグラフィックの美しさでしょう。2Dの時の手書き風の絵本世界のような温かいものと3Dの時の少年の机の上というリアルな世界の対比がよりゲームへの没入感を高めてくれます。
- 2Dアート世界の魅力
2D世界は本物の絵本の中に飛び込んだようなデザインが特徴です。キャラクターや背景のグラフィックはシンプルですが、温かみと親しみやすさを感じ、絵本特有のノスタルジックな雰囲気を再現しています。また全体的に目に優しい配色であり柔らかな色調と、ステージに応じた配色の変化が特徴的です。 - 3Dアート世界の魅力
3D世界は、絵本の外の「少年の机」が舞台となっており現実的で細かく描かれています。少年はアーティストらしくステージが進むごとに様々な変化が見られます。鉛筆や消しゴムなどもリアルな質感で描かれ触れられそうな臨場感を感じさせます。 - 2Dと3Dへの切り替えの演出
2D世界と3D世界の切り替えはスムーズに行うことができます。特に2Dから3Dへ向かうときにまるで絵本から飛び出すような感覚を楽しむことができます。
没入感を高める音声と音楽
本作は絵本を読み聞かせるナレーションがあります。ナレーションは日本語のものであり、特に違和感は感じません。また本作の特徴である様々なゲーム性に合わせた音楽がよりゲームの雰囲気を大きく盛り上げています。
- 読み聞かせのようなナレーション
本作は絵本を読み聞かせるようなナレーションによって物語が進んでいきます。その結果プレイヤーにより絵本の中の世界にいるという感覚を植え付けられるように感じます。 - ステージに合わせた多彩な音楽
2D世界、3D世界の各ステージに合わせた音楽が用意されており、ゲームの雰囲気を大きく盛り上げています。 - 引き込まれる効果音
特に3D世界では、机の上のものやその周辺の環境音がリアルに表現されています。絵本をめくる音や鉛筆が転がる音が舞台となる少年の机の雰囲気を一層リアルにしています。また攻撃時の効果音も心地よく爽快感を感じます。
the plucky squire ジョットと不思議なカラクリ絵本のユーザー評価まとめ
高評価レビューに共通するポイント
- 視覚的な美しさとコンセプトの独創性
2Dと3Dを行き来するゲームデザインが多くのプレイヤーにとって新鮮で、視覚的にもゲームプレイ的にも楽しかったという意見があります。また、絵本の世界観が丁寧に作りこまれており、ノスタルジックでありながらモダンな感覚が融合しています - ゲームの遊びやすさ
難易度設定やアシスト機能が豊富で初心者や普段ゲームをしない人でも楽しめる設計になっています。 - 多彩なゲームプレイ
2Dと3Dだけでなく、ミニゲームや異なるジャンルのパート(リズムゲームやシューティングなど)が適度の取り入れられ、飽きを感じさせない工夫がされています。
低評価レビューに共通するポイント
- ストーリーの単調さ
ストーリーが王道な展開が多いためひねりが足りないというプレイヤーもいます。劇的なストーリー展開を期待していた層には物語が予測可能で深みがないと感じられるようです。 - ゲームプレイの浅さ
アクションやパズルが簡単すぎるを感じるプレイヤーやミニゲームの頻度の多さにゲームプレイ中のリズムが崩れると感じる人もいるようです。 - オートセーブの間隔の短さ
オートセーブの間隔が長く自分でセーブを行うことができないので定期的に行われるオートセーブした箇所からスタートします。その点を不満に感じる声もあります。
the plucky squire ジョットと不思議なカラクリ絵本を遊ぶべき理由と結論
こんな人に特におすすめ
- 短時間で完結するゲームを探している人
プレイ時間が6~10時間程度と短めなため、休日に少し遊んでみるゲームとしておすすめです - ストーリーより世界観を重視したい人
絵本の中の2D世界とリアルな3D世界を行き来する世界観はとても楽しい反面ストーリーは王道展開で繰り広げられ、幼いときに読んでいた絵本を彷彿とさせる世界観なためストーリー重視の方には向かないかもしれません - 難易度が低めのゲームを探している人
難易度が高すぎず、無敵になるなどのアシスト機能が充実しているためアクション要素が苦手な人でもおすすめです。
総合評価
the plucky squireは2D世界と3D世界を行き来することで出来る特徴的なゲーム性が私個人にとても刺さりました。私はあまり難しいアクションは苦手なのでこの手のゲームは少し嫌煙してしまうことがあるのですが、アクション要素が下手な私でもサクサク先の展開にすすめました。どちらかというとパズル要素の側面が強いように感じます。
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